掃除したくなかった部屋
今日は2階の子供部屋を掃除します。
実家は2階に子供部屋が二部屋あって、片方が私、もう片方が妹の部屋でした。
現在も私の寝室で使っています。
正直ここはずっと「掃除したくなかった」ところなのです。
なんで掃除したくなかったか?というと、
私は約40年前にここで寝ていました。ここで子供時代をすごしたのです。
家を出て、33年経った今、結局また同じところに帰ってきてしまった。
確かに慣れた所ではありますが、
あれからなんの成長もしていないような気がして、
どうしてもここに安住するのが嫌だったのです。
この歳になって、振り出しに戻ってしまっては、
もう今後の将来など期待もできません。
ここで、気持ちまで収まってしまっては、もう人生詰んだも同然です。
なので、心までこの部屋に安住しないように、
快適な環境にするのが嫌だったのです。
「汚ねえな、ここにいるのは嫌だな」と言う気持ちを、
無くしたくなかったのだと思います。
所詮この世は「仮住まい」
考えてみれば、もう実家に戻って2ヶ月以上になりますが、
ここに一生住もうという気はさらさら無くて、
自分の事ですが、借金が終わったら売る、という考えでいるようです。
実家ですが、「ここは仮住まい」と認識しているのでしょう。
現在、実家に住んでいても、ミニマリストになりたいと望んでいるのは、
「いずれ引っ越すから」という想いがあるからかもしれません。
それ故に、いろんな棚や収納に物を設置していくことに抵抗があるのかもしれません。
そう考えると、世に言うミニマリストの人って、
どこか心が安住していない人たちなのかも知れませんね。
心を常に洗濯し続けて、綺麗で軽快で颯爽としている。
時間とともに腐っていく「現状維持」に甘んじない人達なのだと思います。
よし、私もそれで行きましょう。
スピリチュアル的に言えば、
そもそも、この世で生きる事そのものが「仮住まい」なのですから。
仏教で掃除を徹底させるのは、
仮住まいであるこの世に感謝する為、みたいなことを聞いたことがあります。
私も、仮住まいであるこの実家に、感謝の気持ちをこめて、掃除していきましょう。
そして、何年か後には、この家を無事処分したいと思います。
「所詮、どこに行っても仮住まい」だと思えば、
身の回りは、綺麗に、シンプルにしておきたいものですな。
落ち着かなくなった部屋
部屋のほうは、大きなものはもう捨てていたので、ありませんが、
なんでここにあるのか判らない物が多々(笑)
みんな倉庫にもって行きます。
今ここは寝室で使ってますが、西向きで日が当たるので、
洗濯の室内干しに最適なのです。
洗濯の干し場にも使います。
人に見せる場でもないので、ここは良いでしょう。
なんかちょっと綺麗になって、違和感を感じます(笑)
落ち着かなくなった・・・・「だが、それがいい」(笑)
コメント
お気持ちは分かるような、分からないような、ですが、何カ月以上の長さでお住まいなら、やはり片付けて小ざっぱりとした方がいいですよね。きっと。そして、見た目の清潔感とは別に、古い家は見えない部分にホコリやカビが潜んでいますので、そこら辺もご注意を。アレルギー持ちだと悪化しますよ。梅雨なので部屋干しすると湿気がたまってきます。可能なら除湿機、もしくは布団乾燥機の温風で、せめて扇風機で空気が淀まないように気をつけてお過ごしください。
コメントありがとうございます。
とても嬉しいです。お気遣いありがとうございます。
今、毎日家中のドアというドアを開けっ放しにしています。
ホコリやら臭いやらカビやら。
おかげで、虫も入ってきます(笑)
やっと最近、まともに暮らせるようになりました。
まだまだやる事はありますけどね。
がんばります。