保険料の相談に行ってきました
先日、市役所へ
保険料の支払い相談へ行って来ました。
人生で、行政へ支払い相談へ行ったのは、
何回目なのか、わかりません。
数限りなく行っています。
ここ数年は、正社員で働いていましたので、
滞納はありません。会社がやってくれますからね。
仕事を辞め、田舎に帰ってきて、
もう4ヶ月は働いていません。
失業保険をもらう予定でしたので。
で、もらえた失業保険の金額が思っていたのより、あまりにも少なく、
止まる寸前だった電気料を払って、
もう生活ぎりぎりです。
それで、相談となりました。
かつて何度も来てますので、
まあ慣れています。
ただ、いつ来ても気分の悪いものです。
一番多く相談に来たのは、
自営業をしていたときでした。
その時の経験を交えて、
支払い相談の様子を綴ります。
血も涙も無い税金担当
普通の人間からすれば、
収入が減って、生活が困難になった場合、
支払いで優先するのは、
1.家賃、(住宅ローン含む)
2.ライフライン〜電気、水道、ガス等
3.通信費
4.各種ローン
とかの順番ではないでしょうか。
一番生活に影響しますからね。
そして、それを払い終えた後に、
さて、税金どうしよう?って考えると思います。
まったく生活に影響しませんからね。
でも、国の税金担当は、考え方が違います。
『あなたはいくらいくら収入があるのだから、
そこから先に税金を払って、その残りで、なんとかしなさい。』と。
確実にそういう考えです。
税金を払ったら、他の支払いができなくなる、と
いくら説明しても、取り合いません。
また、期限についても
「ちょっと伸ばして欲しい」
と言っても、基本的には受け付けません。
国の決算が、3月ですから、
それまでに払い終われ、というのです。
支払いの予定とか、見込みのようなものを
「払えるようにして欲しい」
と、相談しに行ってるのに、
「3月までに払い終わるための予定」
を立てさせられます。
現在の仕事の状況からみても、
3月末で払い切るのは、
どう考えても不可能なのです。
でも、そこで、
「不可能です」
と言うと、一切受け付けません。
平行線が延々続きます。
「ならこれならどうですか?」
と、妥協案を出してくれることはありません。
断言します。
ありません。
なので、最大限払える見込みを告げて、
「来月のいつまでにいくら払って、
また後日、相談。」
という形にして、
やり過ごすしか手がありません。
はっきり言って、
支払い相談に行ったからと言って、
気持ちが楽になることは、
今まで一度もありませんでした。
3月までに払い終わるための、
きついスケジュールを
建て直させられるだけ、です。
今回も
「税金の支払いは全てに優先しますから、住宅ローンとかに払うのなら、税金を優先してください」
と、はっきり言われました。
私が、
「仮に家賃だったとして、
不動産屋に国からそう言われた、と言って、
税金を優先して払ったら、
不動産屋は納得するのですか?」
と聞いたら、
「不動産屋と話し合いをしてください」
だと。
つまり、
「知らねえよ」「税金払え」
ってことです。
支払いに困っている人間からすれば、
一番生活に影響しない支払いを
優先できるわけがありません。
「無理だろう・・・・」
相談に行く度に、毎度毎度、
そんな気持ちになって帰ってきます。
困って相談に行っているのに、
困っている原因は何も解決しません。
困っている人間を更に追い詰めるような提案を、
機械的に出してきます。
何度行っても、どこに行っても一緒です。
本当に、血も涙も無い。
国が一番融通が利きません。
払えないときは相談を確実に
しかし、そんな気分の悪くなる支払い相談ですが、
必ず、マメに行くべきですね。
もし、同じような境遇の方が
いらっしゃいましたら、
どれだけ気分を害しても、
毎月でも通うことをオススメします。
・・というのも、国は、
「差し押さえの強制執行」
ができるんですね。
あまり、おなじみでは無いかも知れませんが、
一般人相手でも、国は平気でやります。
その際、こちらの都合は一切聞きません。
100%国の都合です。
無情な強制執行
昔、自営業をしていて、
経営が悪くなり各種税金を滞納して、
支払い相談に行った時がありました。
で、相談をし始めたときよりも、
更に状況が悪くなり、
更に払えない状況になって、
うつ状態になって、相談に行かなくなりました。
全部、見て見ないふりをしていたのです。
支払い相談を行かなくなると、
国は強制執行をします。
ある日、支払いの為に、
ATMにお金を下ろしに行ったら、
そんなに多くない、数万円の残高が
0になってました。
強制執行をされていたのです。
私の都合は一切関係ありません。
どれだけ重要な支払いがあったとしても、
関係なく、銀行から引き出していきます。
鬱な状態がさらに加速しました。
生きている心地もしませんでした。
取り立てに関しては、
間違いなく国が一番無情です。
相談は必ずすること
このときは、相談さえしていれば、
強制執行は免れたかも知れません。
前記のように、
支払いが楽になることはありませんが、
音沙汰なしだと、
国としても、強制執行せざるを得ない、
ということです。
ただ、
おそらくですが、
税金担当の人間からすれば、
そっちのほうが都合が良い
のです。
相談に来られて、支払いを伸ばされるよりも
「取っちまったほうが楽」
なのです。
取れると判断したら、
待ったなしで取ります。
税金担当はとにかく、
徴収することが、目的なので、
そこに、払う側の都合など、
どうでも良いのです。
強制執行ができるのであれば、
しめしめ、
とでも思っているのでは無いでしょうかね。
怖いですね〜。
マイナンバー制度により、更に強制執行されやすくなる。
まだそこまでは整備されては
いないと思いますが、
マイナンバー制度が整備されると、
銀行の情報が、全て政府に
把握されるという話もあります。
実際、税金や保険料を
払わない人の中には、
生活は裕福なのに、
払いたくない、という理由で
払わない人もいるようです。
現在、
そういう人の財産等を調べるのは、
手間もかかるし、困難でしょうが、
今後は、
今よりずっと簡単にバレる、
と予想されます。
強制執行が、
簡単に実施される世の中になると思うのです。
例え相談しに行っても
「現在あなたは〇〇円の貯金がありますよね。」
「これで、払ってください」
平気で言われることになるかも知れません。
私は、様々な税金を
滞納した経験があるので、
本当に、取り立てが一番怖いのは国です。
100%楽になることはありません。
ただ、払う意思さえなくさないようにすれば、
いつかは、無くなるように思うのです。
また、今回もこうやって、
少し、支払いが伸びましたが、
今までのことがあるので、
もう、同じ失敗はしないと思います。
ただ・・・
国の税金担当者は血も涙もありません。
それが奴らの仕事だからです。
そう、思います。
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