先日、質屋へ利息を払込しました。
そう、質屋に
入れてるものがあるのです。
都内に居た頃は
常に借金まみれでしたので、
質屋は常時利用してました。
いつも楽器を入れてましたね。
何年間も利息だけを払い続けていたり、
流したものもあります。
一昨年、数年間預けた質草を
やっとの想いで出し、
2度と質屋にお世話になることはしないと、
心に誓っていたのですが、
その後直ぐに親父が死んで、
引っ越すことになりました。
去年の春のことです。
去年、失業保険の支給を待っていた時のこと
去年の7月。
こちらに引っ越してきて、
失業保険の給付が始まるのを
待機していた時でした。
失業保険の仕組みが
よく判っていなかったので、
てっきり、支給日に
まる一ヶ月分のお金が
払い込まれるものだとばかり思っていました。
サラリー的な発想ですよね。
そしたら、実際は
待機の期間が明けた日から、
認定日までの日数に
一日の支給額を掛けた金額が
払われるのだとか。
なので、待機の期間が終わっても、
そこから認定日までの
期間の分しか出ない。
認定日も10日ほど後ですし、
給付されるのは更に数日後。
7月の初旬に待機期間が終わって、
直ぐに一ヶ月分のお金が
支給されるものだと思っていた私は、
それを知って愕然としました。
もうあと一週間ほどで、電気が止まる!
というところまで来ていたのです。
とにかく電気代を払わなくてはいけない。
なんとかしてお金を
作らなければならない。
それでまた質屋に
お世話にならざるを得ない
状況になったのでした。
レンタカーを借りて質屋へ
質屋と言っても、
この辺には質屋はありません。
一番近いところでも、
100キロ以上離れています。
しかし、もう背に腹は変えられません。
わずかに残っていた現金数千円で
レンタカーを借り、3時間ほどかけて
質屋まで行きました。
楽器を2つ預けて、
なんとか質屋では4万円ほど
借りることができました。
それで、貯まっていた電気代を
払うことができたのです。
間一髪。
ギリギリセーフ。
危なかった・・。
無事、電気も止まることもなく、
また支給日までの生活費も
ゲットできたのでした。
楽器ももういらないかも
そんな事情で、また
お世話になった質屋ですが、
あれからもう、9ヶ月になるのだね。
当然まだ払えてません。
ちょっと減らしたけど。
利息さえ払っていれば、
流れることは無いので、
ついつい先延ばしにしてしまいます。
しかし、実際、
なかなか払えませんよね。
まだしばらくはこのまま
利息だけ払い続けるのだろうな。
しかし、ちょっと考えると、
もう楽器も要らないかもしれません。
こっち来てから、一度も触ってないし、
今後音楽活動をするかどうか
かなり怪しいです。
とは言っても、
半生を共にした楽器ですから、
そうそう簡単に流してたまるか、
と思ってはいるのですけどね。
いつかまた、音楽やれる日が来ると良いな
・・・・そんなことを、思いました。
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