メモを取る習慣

新しい職場で働き始めて、
はや５ヶ月になります。


５０歳を過ぎて
バイトで暮らせるぐらいの
職場に入れるのはなかなかありません。


最近になって、やっと大まかな
仕事の流れが把握できて、
ギリギリ暮らせるぐらいの時間を
働かせてもらえるようになりました。


バイトですから、時間帯によって
なかなか顔を合わせない人も居ます。


そんな人とも一通り会えて、
やっと全員の名前を覚えました。


そんな時、あるスタッフから
気になる一言を聞きました。

「げんざぶろうさん、
いつも謎のノート持ってるよね」って。


「私もそういうメモ持とうかしら」って。



私は、新しい職場に入った時は、
必ずメモを持って入ります。


そのメモのことでした。


それを聞いて、少々
がっかりした気持ちになりました。


やや、品のない言い方を
させてもらいますと、


「お前ら仕事できねえだろ」

です。


それについて・・・・

メモは持つのが当たり前

新しい職場に入った時に、
例え会社内でも、同業でも
覚えることは、多いはずです。


一刻も早く仕事を覚えるために、
できる努力はすべきなのです。


単純に、人の名前、毎日のルーティーン、
暗証番号とかも有るでしょうし、
職場特有の専門用語とかも有るでしょう。


それらを、一回で
全部覚えられるでしょうか？


確かに、
「やってりゃ覚えるよ」
ということかもしれません。

しかし、同じ事を２回聞くのは、
教えてくれた人に失礼な訳で、
全力で覚えなければならないのです。


そのために、最低限の努力として、
メモを取る事を、私は
どの職場、現場でもやっています。

つまり、私からすれば
メモを取ることは、
新しく働くものとして
最低限すべきことだと
思っているのです。

ところが、私以外に、
新人でアルバイトに入ってきた人達で、
メモを持っていた人は、
一人も見たことがありませんでした。

それを見て、
いつも感じていました。

「お前ら、一回で覚えれるの？」と。

確かに、回数を重ねれば
最終的に覚えるのでしょうし、
覚えの早い人なら、
メモなんか取らなくても、
業務に支障なく、
仕事できるのかも知れません。


でも、明らかに仕事が遅く、
覚えの悪い人間でも、
メモは持たない。

そんな人が多すぎます。

新しい職場で、
覚える事は多いのだから、
メモは必ず持つべき・・・

と私は思っているのです。

物覚えは悪い方ではありませんが、
少しでも早く覚えるために、
私は２０代の頃からやっています。


当たり前だと、思うのですけどねぇ〜〜〜

映画「摩天楼はバラ色に」

ちょっと古い映画で申し訳ないですが、
マイケルJフォックスの映画
「摩天楼はバラ色に」の中で、
主人公が初めて自分のオフィスと
秘書を持った時に、秘書に
「次のものを用意して」と言って、
注文を出すシーンがあります。


この時、秘書はサッとメモを出して、
即座に全てを書き留めるのでした。

このシーンを見て、
この秘書はなんとなく
仕事のできる人のように
感じました。

「仕事のできる人間はきっとこうなのだな」
と、若かりし頃に思ったことを覚えています。

忘れないようにメモする。

たったこれだけのことですが、
実際の仕事ではやらない人が多いですね

摩天楼（ニューヨーク）はバラ色に – 予告編 字幕

若い人たちにほど、メモを取る習慣を

実際、いろんな
セミナーとかに参加しますと、
ノートをとっている人は多いです。


学習意欲の高い人たちほど、
ノートをちゃんと取っています。

学校での授業だろうと
セミナーだろうと、
職場での仕事の説明だろうと、
教えられたことを
忘れずにメモするのは、
基本、同じことのはず。


何故、仕事ではやらないのか？
全くわかりません。

歳をとってくると、
新しい職場で仕事を覚える、
ということも少なくなってくるので、
今更習慣づけるのは
難しいかも知れませんが、
若い人なら、ぜひ、

メモを取る、

という習慣をつけて欲しい、
と私は思います。


たったこれだけで、
ずいぶん仕事できる人間に
見えますから（笑）


やってる人が少ないだけに、
第一印象が
かなり変わるとも思いますしね（笑）