今日は、寝ている時に、
布団がベットからずり落ちて、
寒さで目が覚めてしまいました。
もう夜はかなり気温が下がるため、
ほんの少しでも布団がずれると、
寒さが入り込んできます。
私は非常に寝相が悪いので、
朝起きると布団が
ぐちゃぐちゃです。
これからの時期は、
ちょっと辛い思いをしそうですね。
以前の私
私は、本当に物ぐさなため、
後始末などがかなり苦手です。
朝起きても、
べットを直したことなど
ありませんでした。
ぐちゃぐちゃのままで起きて、
寝るまでそのままです。
それで当たり前だと思っていましたし、
なんの不便もありませんでした。
しかし、35歳の頃でしょうか、
当時の彼女に、
「布団直して!」
と言われて、
かなり衝撃が走りました。
「え?!それ、要るの?」
と。
べットを直すことの
必要性の有無にかなり疑問を
持ちましたね(笑)
なにせずっと一人暮らしでしたから・・。
まあ、躾がなってなかったと言えば、
それまでなのかも知れませんが・・・。
しかし、その後、
断捨離などを知り、
自分の身の回りを整理することの
必要性を学び、徐々に
実践をしていくようになったのですが、
この、布団を直す、という行為は、
本当にキツかった(笑)
それまで、全くやったことのない
習慣ですから、全然身体に入らない
2日間ぐらいちゃんと直しても、
またその後3日間ぐらいは、
「ま、いいか」
と言ってほっとく。
これの繰り返しです。
その後、非常に長い年月をかけ、
断捨離が進み、
身の周りのものが減ってくると、
自然とベットも、
べットメイクしてある状態が
デフォルトになってきました。
多分5年以上はかかったと思います。
今では、起きたときには
必ずベットは直します。
やらないと気持ちが悪い
ぐらいにまでなりました。
人間、変わることはできるのだと
その時初めて知りました。
私が、人として明らかに変わったと
断言できるのは、このべットを直すことですね。
人は変われない、
よく言われることですが、
確かに短期間では変わらないと思います。
しかし、5年、10年かけて
取り組んでいけば、いつの日か、
ふっと変わっている、
気付いたら変わっていた、
なんて言うことが、あると思いますね。
引っ越してきて思うこと
こんなふうに、私は
もともとは掃除なり、断捨離なりをする
人間ではないのです。
それが、長い長い年月をかけて、
だんだんと変わって行きました。
そして、この実家へ引っ越してきて、
物が多いことに対して、
確実に無駄だと言い切れる程に、
整理については上手になった気がします。
しかし、それでも、
ちょっと忙しかったり、
飲みすぎて体調悪かったりすると、
すぐにさぼってしまう。
まだまだ、
まだまだまだなのだと、
いつも思います。
それで、最近は、
ちょっと極めて見ようかと思いました。
「ちゃんとする」
ということを・・・。
例えば、「靴を揃える」とかですが、
正直、一日一回、
仕事から帰ってきたら、揃えればいい、
ぐらいに思っていました。
これを、毎回揃えるようにする。
キッチンも、食事が終わったら、
必ず片付ける。
私は、酒を飲むので、
酒飲んだあとは、ほぼできません(笑)
なので、結構残っていることが多かった。
キッチンの後始末も、
頻度を増やそうと思います。
ダイニングテーブルの上も、
一人暮らしなので、
ついつい物が置きっぱなしになります。
一人暮らしじゃなくても、
ダイニングテーブルって、
結構物が置きっぱなしの家って
多いですよね。
醤油とか、箸とか・・・。
それを、できる限り
何もない状態を保持してみる。
今までの自分を更に超える
整理整頓を、やってみようと思います。
「ちゃんとする事」が人生の目標
私は、今まで生きてきて、
自分がルーズであることが、
好きだったんです。
なんとなく、ゆる〜く生きることが
かっこよく思えたんです。
それで、例えば、待ち合わせ時間には
必ず5分遅れるとか、
料金の支払い期限も
後回しにするとか、
もちろん後始末は放り投げます(笑)
そんな自分が好きで、
そのように生きてきました。
それによって、いろんな失敗もしたのですが、
それが自分なのだから仕方がないと、
自分で納得していた部分もありました。
きっちりとした場面に差し掛かると、
ワザとルーズにやりたくなるんです。
なんとなくそれが
かっこ良く思えたんですね。
チュートリアルの徳井さん問題
最近、チュートリアルの徳井さんが、
税金問題で叩かれていますが、
それの説明で
「自分は本当にルーズな人間で、
やろうやろうと思っていたのが、
ずるずると先延ばしになってしまった」
みたいな事を申しておりましたが、
あれ、非常によくわかります(笑)
節税をするならするで、
確かな手続きやら、なにやら
やらなくてはいけないことが、
あるんでしょうけど、それを、
なんかテキトーにやっちゃうんじゃ
ないでしょうかね?
ちゃんとやらなきゃ
大変なことになる、
それを解っていても、
ワザとゆる〜くやりたくなる思考が
心の何処かにあるのだと思います。
そして、なんとか、無事に
逃れている自分が
ちょっとかっこよく思えてくる。
そんな感じじゃないでしょうかね。
ルーズさを改める
しかし、この歳になって、思います。
それじゃ駄目なんだ、と。
改める必要がある、と。
ルーズな人は
一生ルーズでも構わないのでしょうが、
私は、それを改めることを、
選んでしまった。
このままルーズでは居られないと、
気づいてしまったのです。
なので、これから、
自分が生きていく上での目標として、
このルーズさを治すことを選びました。
超ルーズだった私ですが、
数年の長い長い年月をかけて、
それを改めるようになってきました。
この家に引っ越してきて思うことは、
ルーズさを捨て、
「ちゃんとする」
ということに
さらに磨きをかけることが、
ここに来た意味なのではないかと、
思うようになりました。
もう50代。
人生も終わりの方にかかっています。
一つでも自身を持って
やり遂げたと言えることがあるように
生きていきたいと考えています。
自分のこと、実家のことも含め、
今は「後始末」をする時期なのかもしれません。
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