やたら怒り散らかすオバちゃんと、怒られやすい人達の心理

私の職場は
オバちゃん達の巣窟なんですが、
その中に、一際怒りん坊な
オバちゃんがいるのです。

厨房の整理整頓が
ちょっとでもできていないと
もう恐竜のように吠えまくります（笑）

「～ができてない！」
「まったく何度言えば解るんだい！」
「こんな仕事じゃこっちが迷惑だよ！！」

で、そんなオバちゃんの
標的になるスタッフが何人かいるんですね。

「仕事もできない給料泥棒め！」
「こっちは親切で教えてやってるんだよ！」
「こんなことも分からないのかい！」

ま～～言いたい放題です（笑）

ほんのちょっとのアラを探しては
難癖つけてくる。

よくもまあ、あれだけ
見つけられるものだと
逆に感心します。

そんなオバちゃん達の
心理を探りました。

「怒りたいだけ」のオバちゃん
怒られる側の人
猿の攻撃の話

「怒りたいだけ」のオバちゃん

このオバちゃんも全然悪い人ではなく、
ややせっかちなだけで
ごくごく普通の人です。

では何故そんなに
怒り散らかすか？というと
私が思うに

「怒りたいだけ」

だと思うのです。

目的が「怒ること」なのです。

怒ることで
他人を下げて、自分を上げる。

そうやって一種の安心感というか
アイデンティティーを
保っているのです。

つまり、いろいろと人に注意したり、
ギャーギャーうるさく指図したりするのも
あれは自分の為にやってることなんですね。

私も散々怒られましたが
もはや、そのことが判っているので
全然気になりません。

「あ、またストレス発散しているな」と（笑）

この時に、
話を聞いてあげないと（怒られてあげないと）
オバちゃんのストレス発散になりませんので、
「ふむふむ」「なるほど～～」
とか言いながら、話を聞いてます（笑）

なので、このオバちゃんの怒りは
永遠に収まることはなく、
毎日お怒りポイントを探しては
吠えまくる、を繰り返すんですね。

私はもう「そういう生き物」だと
認識してますから（笑）
こんなオバちゃんを観察して、
ちょっと面白いです（笑）

怒られる側の人

で、このオバちゃんの
標的になるスタッフがいます。

毎日毎日、ちょっとしたことで怒られて
だいぶ憂鬱そうです。
ある種のパワハラになるかと思いますが・・・。

こういう標的になるスタッフには
共通するある特徴があります。

それは「真っ先に自分を守る」人。

「私のせいじゃない」とか
「自分は悪くない」とか
「誰かの責任」とか言うタイプです。

オバちゃんが
お怒り攻撃を発動した時に、ちょっとでも
自分を守る（人のせいにする）行動をすると
オバちゃんは、
「待ってました」とばかりに
怒り狂う訳ですね（笑）

オバちゃんの目的は
「怒ること」ですから、
まさに水を得た魚、
ピラニアのようになるわけです（笑）

この、スタッフが怒られているのを見て、
いつも
「自分を守らなきゃ良いのに・・」
って思いました。

怒られているので、
嫌な気持ちになるのは
仕方が無いのですが、
その時に自分を守る行為をすると、

「相手を敵とみなした」

ことになるのですね。

敵とみなされたオバちゃんとしては
そりゃもう、全力で潰しにかかりますよね（笑）

そうやって、潰しにかかって
日々のストレスを発散している、と（笑）

ま、正当な手順を踏んでいるように
見せかけた八つ当たりですな（笑）

たぶん世の中のパワハラって
こういう構造なんじゃないかな？

そんなふうに思います。